そばは栄養価が高く、ダイエットに効果的

昼食に何を食べるかについては、私はいつも患者さんにそばを食べることを勧めています。そばには鉄分やカルシウムなどのミネラル、ビタミンB1、B2、さらには必須アミノ酸（人体では生成できない8種類のアミノ酸）、良質のタンパク質、消化しやすいデンプン、血管を強化して脳卒中を予防するルチンなどが豊富に含まれており、とても健康的な食べ物だからです。

陰陽説では、寒い地域で生産された食べ物には体を温める効果があるとされており、赤、黒、オレンジなどの暖色系の食べ物は体を温める効果があります。そばは寒い地域で生産されているので、そばには体を温める効果があるのは確かです。体を温めて体温を上げることが健康にとって重要であることについては、すでに説明しましたので、ここでは繰り返しません。

そばを食べるとき、そばに海苔だけをまぶして食べることもできますが、山芋のすりおろしとネギのみじん切りを少し加えると、より健康増進に役立ちます。山芋にはアミラーゼなどの分解酵素が豊富に含まれており、胃腸の運動を助け、消化と吸収を助けるからです。

そばを食べたくない場合は、代わりにシリアルやパスタを食べることができますが、もちろん、コーンフレーク、オートミール、全粒粉パスタでなければなりません。同時に、オートミールを牛乳と一緒に食べないでください。代わりに豆乳と一緒に食べる方が良いです。

パスタはカロリーが高いので、消化しにくいクリームや動物性たんぱく質を加えるのは避け、野菜をたっぷりと添えて食べるようにしましょう。シンプルなサンドイッチを食べたい場合、サンドイッチを作るのに全粒粉トーストを使用し、サンドイッチに含まれるハムやその他の動物性食品の量は、1日の総食事摂取量の1/10を超えてはいけません。